このたびは、NPO法人ポコ・ア・ポコ 多機能型事業所アッコルトのホームページをご覧いただきありがとうございます。少しアッコルトの紹介をしたいと思います。
多機能型事業所アッコルトは2014年6月に開業しました。
多機能型事業所とは、いくつかの福祉事業を行う事業所です。
アッコルトは、児童発達支援・放課後等デイサービス・生活介護の3事業、つまり、未就学児から大人までを対象とする定員20名の小規模な事業所です。
音楽用語で、ポコ・ア・ポコは「少しずつ」、アッコルトは「和音・調和」という意味があります。その名の通り、ひとりひとりのペースで奏でた音が「少しずつ」、すてきな「和音」になるようにとの願いをこめました。
「期待しすぎず、あきらめず」がアッコルトの考え方です。
利用者さまがなるべく楽しく過ごして、それが成長に結びつくように、職員は一生懸命取り組んでいます。
どうぞ、最後までご覧いただき、アッコルトのことを知っていただけるとうれしいです。
アッコルトでは、児童発達支援・放課後等デイサービス・生活介護の3事業を行っています。
就学前から小・中学校、高等学校を経て卒業後と縦断的に継続した支援ができるしくみです。長期的にかかわる事で、利用者さまの成長、発達、傾向などをきめ細かく理解して適切な支援を考えていきたいと思っています。
児童発達支援
(未就学児対象)
放課後等デイサービス
(小学生・中学生・高校生対象)
生活介護
(主に学校卒業後の方対象)
幼児期は人とかかわる力を育てる大切な時期です。「相手に自分の気持ちを伝えてわかってもらう」「相手の言うことを理解して応じる」そういった人とのやりとりの力が経験を増やし、成長につながります。
発達支援が必要なお子さんは、この時期なかなか変化が見えにくく、成長を感じられないこともあり、保護者の方はお子さんにどう接していくか迷う時期にあると思います。
アッコルトでは、保育士、児童指導員、言語聴覚士、臨床心理士・公認心理師、障害児の育児経験がある保護者がスタッフとして、保護者の方とお子さんにとって「今、大切なこと」「これから大切だと思われること」などを話し合い、利用者さまの成長を一緒に育む支援をしていきたいと思います。
そういう考えのもと、アッコルトは親子参加型のスタイルを取っています。
「今日はなにして遊ぼうか?」から、アッコルトでの活動は始まります。
“自分で何をするか決める=自己決定”は、遊びでもどんな小さなことでも子どもが成長するには大切なことです。遊びを通じて、その子なりの人とのかかわりや何かに気づき、工夫する力を身につけます。何かがあった時には、どのようにすればよいかを根気よく伝えるようにしています。
アッコルトに来る子どもたちは様々な学校に通っていますが、それは関係なしになんとなくうまくかかわっているところをみると、子どもの力はすごいなぁと感心します。そういった中で自覚が生まれてくるのだと思います。
よく学習指導について聞かれますが、基本的にアッコルトでは、宿題や学習をやるように「指示」はしません。
しかし、自ら学習することは「支持」して応援します。必要な場合は、教員免許を持った指導員が教えます。
楽しく遊びながら、学年が上がるにつれ自分で何をすべきかを判断して行動する習慣が身についてくるようです。言わなくても自分で学習を始める・・・そんな子どもたちをたくさん見てきました。
まずは楽しく遊ぶことがイチバン!!!
生活介護は、主に特別支援学校の高等部卒業後にご利用いただけます。
在学中は色々な経験をして成長してきましたが、学童期に比べて急激な成長はなかなか見込めないものです。
楽しみながら卒業後もその力が持続するように、そして、「期待しすぎず、あきらめず」少しずつでも生活がしやすくなるような取り組みをしながらのんびりと過ごします。
作業としてエコクラフトでカゴを編んだり、思い思いの創作をしたり、散歩したり、買い物に行ったりが、主な活動です。
月に1度、音楽療法の先生に来ていただき楽しんでいます。
他に、外食や遠足、工場見学などの行事も行います。
夏にはキャンプ場を貸し切り、利用者さまも家族も気兼ねなく楽しめる時間を提供しています。湖で水遊びをしたり、ヨットやカヌーに乗ったりしてのんびりと過ごします。夜には花火大会、音楽会が催されます。
お問い合わせ
まずはお気軽にお電話またはホームページからお問い合わせください。
ご見学
実際に活動をご覧いただき、ご質問には丁寧にご説明いたします。
お申込み
ご利用にあたっては受給者証が必要になりますのでお持ちでない方はご相談ください。
現在募集はしておりません。